授業内容のご紹介
かつらの学校ではどんな授業をするのでしょうか。今日は卒業までのカリキュラムを紹介します。
【かつらの基礎知識】
ここでは、①かつらの種類、②毛材の種類、③ベースネットの種類について学習します。
かつらの種類や毛材の種類が理解できるようになったら、次にかつらの構造④作り方について学びます。
かつらには作り方はいろいろありますので、それぞれの製作法の利点と欠点を理解し、お使いいただく方に対して適切なアドバイスができるよう学習します。
また作り方と素材を見分けることで、かつらの適正価格や修理、メンテナンスも対応できる知識を身につけます。
⑤かつらのメンテナンス
メンテナンスの知識があるか否かで、お使いいただく方との信頼関係も変わります。学校ではトラブルのメカニズムや修理の方法をマスターし、かつら美容師として信頼される人材を育成します。
⑥植毛
かつらをお使いいただくうちに、植毛した髪が抜けてしまうことがままあります。
そんなトラブルも対応できるよう、学校では簡単な植毛技術を教えます。これさえ身につければ脱毛部分の修理もOKです。
【かつらの取り扱い・技術編】
①フィッティング
かつらはかぶり方一つでぴったり来る場合と、浮いてしまっていかにもかつらっぽい場合があります。正しいかぶり方を指導しないと、お使いいただく方からのクレームが出てしまいます。学校ではクレームの出ないかぶり方を指導します。
②サイズ調整
人のアタマはサイズも形も様々。どんなかつらをかぶっても、必ずどこかに違和感を覚えます。サイズ調整はお使いいただく方のアタマにあわせてサイズを調整する技術の一つ。これをマスターしてオーダーメイドのようなかつらが提案できるようにいたしましょう。
以上が一般コースの授業です。
次回はNPOコースの授業について紹介します。
0コメント